「この夏、秋を着るなら」
季節の変わり目に差し掛かる8月。
ファッション業界で活躍する6名は「今」何を選ぶのか。
1er Arrondissementを自分らしく自由に楽しむ。
リアルシーズンを纏った彼女たちのスタイルとは。
落ち感が綺麗なパンツは、アメスリのタンクトップを合わせてリラックス感のあるコーディネートにしました。
タンクトップやサンダルなど夏仕様のアイテムと合わせてもパンツにアースカラーを取り入れたことで、少し秋のムードも先取り。
気温の変化や冷房対策にはシアー素材の羽織がおすすめです。
ジレを主役に、その他のアイテムはオールブラックにして、全体を引き締めました。
ベージュのカラーが絶妙で、少しカーキのニュアンスを感じる色味なので、カジュアルになりすぎず辛口な雰囲気に見えるところが気に入っています。
ミニマルでシックなテイストのスタイルが好きなので、色味を使う時は、その他のアイテムをブラックでまとめるようにしています。
デザイン事務所『S.DESIGN』を立ち上げ、グラフィックデザイナーとして活動。オーガニックコスメや黒中心のカラーレスコーデを得意とし、日々発信している。
instagram:@shokonatsume
テーマは「プレイフルな気分で纏うモノトーン」
きっと今年も11月頃まで暑いはず。
少しでも秋らしさを感じられるよう、ニット素材のノースリーブは欠かせません。
キャミソールがレイヤードされているデザインは、ワンツーでサマになるから便利。
体型を拾いすぎず、暑さも気にならない肌離れのいい質感も選んだポイントです。
モノトーンに華やかさが欲しくて、小物はすべてゴールドでまとめました。
モードなパールリングと、中学受験合格のお祝いに叔母からもらったクマちゃんブレスレットの組み合わせが遊びも欲しい今の気分にぴったり。
暑い日々に重宝するのが、シースルートップス。
外は暑いけれど、電車や百貨店は冷房が効いて肌寒い。
カーディガンを羽織ればいいのですが、子どもたちがいると荷物を増やしたくないのでシースルーは子育て中にぴったりの寒暖差に好都合なトップスです。
肌が透けている分、ハンサムなメガネで知的さを足すのが好き。
カジュアルは良くも悪くも抜け感があるので、知的な小物を足すのがマイルールです。
今、産後で体型が崩れているのでドレッシーなチノパンでボリュームを出し、バランス調整も忘れずに。
メガネの温度感を崩したくないため、ピアスは華奢で無機質なものを選びました。
ファッション誌を始め、ウェブ記事、書籍まで幅広いジャンルの執筆を手掛ける。プライベートでは、7歳の女の子、4歳・0歳の男の子を育てる母。
instagram:@ayaka8880
パラシュートパンツをワンショルトップスとヌーディーなサンダルで大人っぽくスタイリング。
鮮やかなブルーのミニバッグをアクセントにしました。
裏地付きで、白パンツにありがちな透け感を気にせず履けるのも嬉しい。
胸元のストレートラインが潔いオールインワン。
シンプルな分、スカーフやバッグで華やかさをプラスしました。
スタイルに合わせてボタンで身幅を調整できることにも感動!
合わせるインナー次第でシーズンレスに楽しめそう。
セレクトショップの販売員、大手アパレルブランドのPRを経て2019年に独立。アパレルを中心にライフスタイル全般に関わるフリーランスPR、またELLEスタイルインサイダーとして活動中。
instagram:@midori_ueeda
夏にあえての長袖、あえての渋色って大人っぽくて好き!
シアーシャツなら暑苦しくないし、実際とても涼しいです。
ハリのある素材とジャストな丈感が、そろそろシャキッとした服を着たくなる晩夏にぴったり。
インナーのベアトップでデコルテに直線をつくると、キレがうまれます。
ハーフパンツとゴールドサンダルで、メリハリのきいた着こなしに。
洗いをかけたようなチャコールグレーで、一見無骨なスウェット。
でも着てみると、脇のカッティングが大きかったり、たぷんと丸みがあったりと、体をきれいに見せてくれる抜け感があります。
アイボリーのサテンスカートと合わせて、色味もシルエットもコントラストをつけすぎない、緩やかなモノトーンスタイルに。
ターバンやショートブーツが小さな引き締め役です。
1985年うまれ。ファッションエディターとして、主婦の友社『GISELe』や講談社『mi-mollet』などで編集・執筆中。お笑いライターとしても活動。2022年に出産し、一児の母。
instagram:@kobayashi_bun
ブラックのワントーンでも重たくならない、程よい透け感とたっぷりフリルのブラウスが女性らしいコーディネート。
きらっと光るラメ糸で織られたドットが小物次第でタウンにもオケージョンにも活躍します。
インナーにはコンビネゾンをあわせて少しモードに。
ストラップの取り外しが出来る着回し力抜群の1枚です。
アクセサリーは肌馴染みの良いゴールドを選ぶのが定番。
コーディネートの中に女性らしいポイントを取り入れることを心掛けています。
一見甘くなりそうな花柄×ティアードのスカート。
甘いテイストのアイテムは苦手ですが、控えめな小花柄と黒ベースのカラーが落ち着いたコーディネートに仕上げてくれます。
Tシャツとフラットサンダルを合わせてよりヘルシーに着こなすのが気分。
暑さの続く7、8月は着映える柄ものを選ぶのがおすすめです。
1枚でスタイリングが仕上がるワンピースはまだまだ暑いこれからのシーズンに頼れるアイテム。
シンプルな身頃とは対照的なコクーンフォルムがアクセサリーいらずの華やかさをプラスしてくれます。
足元にはブーツをあわせて季節を先取り。
小物は極力シンプルに、シルエットを存分に活かしたスタイリングで夏を過ごしたい。
綺麗にまとまり過ぎないシャリ感のあるドライタッチなニットなので、着心地もさることながらカジュアルに楽しめる万能さも◎
秋はデニムジャケットやスニーカーで着崩して。
タンクトップ×デニムの真夏スタイルも薄手で軽いナイロンブルゾンが晩夏から初秋に大活躍。
朝晩の気温差が安定しない端境期や年々曖昧になる急な季節の変化に頼れる1枚です。
たっぷりと施された肩から袖にかけてのギャザーがスタイリングのアクセントになるのでシンプルなスタイリングでおしゃれになるのも嬉しい!
程よいハリとマットな風合いで袖を上げてシルエットを変えれば、スカートやワンピースとも相性抜群です。
重宝すること間違いなしの薄手羽織りだからこそ、シャツ感覚で着られる着回し力の高さも魅力です。
大手アパレルブランドの販売員、EC、PRを経て2016年に独立。1er Arrondissement をはじめとしたアパレルブランドのプレスを担当。PRの他、WEBデザイン、EC全般に携わる。Marisolブロガーとしても活動中。
instagram:@_m.0218
STAFF
Midori Ueeda / Aya Kobayashi
Satomi Nakane / Marie Masuda