1. NAOKO OKUSA WINTER CLOSET × 1er Arrondissement

ファッションエディターであり、スタイリストである大草直子さんが、プルミエ アロンディスモンで冬のワードローブを整えるなら――? 気持ちと着こなしをアップデートしてくれる7つのアイテムをピックアップし、大草さんならではのコーディネートとともに、全2回でお届けします。
vol.1でクローズアップするのはコート。

#01NAOKO OKUSA WINTER CLOSET × 1er Arrondissement

冬の街を明るくする、
パリの空のようなブルーのコート

Coat ¥68,200 /1er Arrondissement

ふと見上げると、いつも遠く透明で静かなパリの冬の空。その色を映したようなコートは、着る人をまさにそんな印象に見せてくれる。この何とも言えないカラーリング、そしてふっくらとふくらみのあるフォルムは、イタリアのマンテコ社の素材を使っているから。スモーキーで落ち着いたブルーは、ネイビー、黒、カーキ、ベージュ、私たちの手持ちのベーシックカラーときれいになじみ、重たい色と素材で沈んだ街を美しく引き立ててくれます。

黒のニットに墨黒のサテンスカート。バッグもブーツも黒。コート以外はすべて黒にすることで、コートの空色を引き立てる「影」の役割に。ふっくらとハリのあるコートからのぞく、スカートの艶としなやかに揺れる様がコーディネートにメリハリをつけてくれます。

Coat ¥68,200
Knit ¥17,600
Skirt ¥23,100
全て 1er Arrondissement
Bag ¥28,600 / MARCO MASI
Shoes ¥79,200 / PELLICO
Pierce ¥26,400 / MODERN WEAVING
Ring ¥9,900 / PHILLIP AUDIBERT

#02NAOKO OKUSA WINTER CLOSET × 1er Arrondissement

「柔らかで優しい女」なら、
ノーカラーのコート

Coat ¥79,200 / 1er Arrondissement

ミルクをたっぷり入れたミルクティー色の1枚。ふわっと羽織るだけで、着る人の表情を甘く優し気に見せてくれる魔法の色。スーパー120’sの繊細で細い糸を使った素材は、贅沢に使っても重くならず、しなやか。ダブル合わせにきちんと着るとオフィスにも、そしてノーベルトで着流すとラフでカジュアルに。着方でシーンを超えられるから、毎日の予定にさまざまな顔が必要な人にもぴったりです。

まろやかなブラウンのグラデーションでまとめた、暖かみのある冬のパンツスタイル。コートとインナーの色にコントラストをつけ過ぎないことで、パンツスタイルでもどこかフェミニンな印象に。コートのフロントの合わせが、滑らかな曲線を描いているのもポイント。

Coat ¥79,200
Knit ¥28,600
Pants ¥26,400
全て 1er Arrondissement
Bag ¥28,600 / MARCO MASI
Shoes ¥48,400 / NEBLONI E.
Pierce ¥24,200 / MODERN WEAVING
Ring ¥9,900 / PHILLIP AUDIBERT

#03NAOKO OKUSA WINTER CLOSET × 1er Arrondissement

羽織るだけで今年らしく。
ブラウンのロングコート

Coat ¥79,200 / 1er Arrondissement

ブランドを代表する大ヒット素材でもある、ダブルフェイスのコート。2枚の生地を接結させることで、シルエットはエレガントなのに、女性のボディラインになじむ柔らかさを表現してくれる。暖かさはもちろん、軽さをも実現したのはスーパー120’sという繊細で細い糸を使っているから。肩のラインが落ち、たっぷり長さをとったマキシ丈で、「上質な素材」を大きくまとえば、今年注目の甘いブラウンも印象付けられます。

ラグジュアリーでモードなコートは、オンにもオフにも着まわせる、頼れる一着。ダブルブレストのマニッシュな雰囲気をストレートに楽しむのはもちろんのこと、素肌がほのかに透けるニットをインナーにして、あえて女性らしい繊細さや優しさを足すのもおすすめ。

Coat ¥79,200
Knit ¥24,200
全て 1er Arrondissement
Pants ¥25,300 / upper hights
Bag ¥64,900 / Elleme
Shoes ¥68,200 / JOSEPH
Pierce ¥26,400 / MODERN WEAVING
Ring ¥9,900 / PHILLIP AUDIBERT

いかがでしたか?
これからの季節、毎日手に取るコートは、おしゃれの輪郭を決めるもの。
あなただけのお気に入りの一着が見つかりますように。次回はニットとワンピースをピックアップ。

スタイリスト:大草直子

大草 直子 - Naoko okusa エディター、スタイリスト

1972年生まれ。東京都出身。大学卒業後、現ハースト婦人画報社に入社。雑誌の編集に携わった後、独立。ファッション誌、新聞、カタログを中心にスタイリングをこなすかたわら、イベント出演や執筆業にも精力的に取り組む。2019年4月には新しいメディア『AMARC』を立ち上げた。講談社のWEBマガジン『mi-mollet』コンセプト・ディレクターでもあり、新著『大草直子のNEW BASIC』ほか、インスタグラムも人気。

Journalにてスタッフコーディネートを紹介しています。

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【SHOP】
11月5日(木)店頭販売 START

Styling & Text:Naoko Okusa
Photo:Yusuke Moriwaki
Hair & Make-up:Yukako Morino
Edit & Text:Ayako Suzuki(HRM)

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