1. 2022AW Collaboration Items NAOKO OKUSA × 1er Arrondissement

そろそろ、脱カジュアル。
「CLASSIC(きちんときれい)」が
モードです

ラフやカジュアルな着こなしに、うんと上達したこの2年半。「きちんときれいに装う」ことに、今改めて惹かれます。今回、私がコラボレーションさせて頂いたのは、そんな気持ちを映したアイテムたち。シルエットの美しいコートや、華やかなブラウスとスカートのセットアップ。上質な素材で作る「正しい服」は、その印象のまま着るも良し、うまくなったカジュアルダウンに応用するも良し。たくさんのシーンで活躍してくれますように――。

大草直子

2022AW Collaboration Items
NAOKO OKUSA × 1er Arrondissement

01 /
WOOL SATIN SET-UP

01 /
WOOL SATIN SET-UP

たおやかでシャープな
セットアップ

02 /
WOOL BEAVER
COLLARLESS COAT

シーンレスで着られる
理想のコート

02 /
WOOL BEAVER
COLLARLESS COAT

  • シーンレスで着られる
    理想のコート

    Collaboration Item

    01/WOOL SATIN SET-UP

    「スーチングのようなきちんと感がありながら、ワンピースのような華やかさもある、そんなアイテムを作りたいと思ったのが、このセットアップのスタート。生地は、上下ともに、とろみがあり、光沢の美しいウールサテンを採用。贅沢に生地を使い、ギャザーを寄せたシャツと、直線的なシルエットのスカート。しなやかさとキリッと感が共存する、コントラストをつけたセットアップです」

    #WOOL SATIN SHIRTS

    ウールサテンの上品な艶と、繊細なギャザーから生まれるエレガントなドレープを満喫できるシャツ。顔まわりをシャープに見せてくれる襟の大きさや襟先の角度にもこだわりました。フロントは1番上にひとつだけアンティーク調のボタンをセット。残りは比翼仕立てで隠し、クラシカルに。

    • NAOKO OKUSA×1er Arrondissement
      Shirt ¥25,300BUY

    #WOOL SATIN SKIRT

    裾に向かってさりげなく広がる、ボックススカート。フロントのセンタースリットは、タックを二重にとることで、奥行きを作り、スリットそのものが深くなり過ぎないよう、緻密に計算。ロングブーツはもちろん、ショートブーツやフラットシューズを合わせてもバランス良くまとまります。

    • NAOKO OKUSA×1er Arrondissement
      Skirt ¥23,100BUY

    How to wear it?

    For set-up…

    「シャツとスカートをセットで着ると、まるでワンピースのような、パーフェクトなバランスが即完成。昼の予定、夜の予定、どちらにもフィットし、ダークスーツの男性の中に入っても決してラフに見えることのない、地に足のついた着こなしに。赤みのないグレージュカラーは、黒系、ブラウン系、どちらともマッチするので、シーンや気分に合わせて小物選びを」

    For shirts…

    For shirts…

    「肩まわりや身ごろにゆとりをもたせたシャツは、羽織りとして着ることも。ボトムスは、エコレザーのテーパードパンツ。質感の異なる黒を重ねたぶん、インナーは肌の色に近い、シアーなタートルネックニットを合わせ、黒が持つ強さを和らげました。シャツのサイドスリットや背中のギャザーが、360度美しく、軽やかな立ち姿をメイクしてくれます」

    For skirt…

    「女性のグラマラスな下半身を直線的に見せ、スタイルUPを叶えてくれるスカート。今回は、スウェットライクなニットとゴールドハンドルのバッグを合わせ、ストリート&モードに仕上げました。墨を1滴落としたような、こっくりとしたオレンジは、ダークグレーやブラウン、ネイビーとも好相性。重たくなりがちな、秋冬の着こなしに華を添えてくれます」

    Collaboration Item

    02/WOOL BEAVER
    COLLARLESS COAT

    「マキシ丈でもショート丈でもない、ミモレ丈が新鮮。軽やかでありながら、着丈が長かったり、ボリュームのあるボトムスとも相性が良い、理想のコート。ノーカラーなので、中に合わせるアイテムも選ばず、顔まわりを優しく見せてくれます。両サイドに配したスクエアのパッチポケットが、スパイスとして効いていて、ほど良く重心を下げてくれるので、カジュアルに引き寄せることもできます」

    ウール素材ならではの、リッチな光沢を放つダブルフェイスコート。軽いのに、適度なハリがあり、保温性にも優れています。オーバーになり過ぎないコクーンシルエットにもこだわり、シーンを選ばず着用できます。ブラック、オフホワイト、モカの3色展開で、ブラックのみポケットがレザー仕様。

    • NAOKO OKUSA×1er Arrondissement
      Coat(Black)¥103,400BUY
    • NAOKO OKUSA×1er Arrondissement
      Coat (Offwhite/Mocha)¥92,400BUY

    How to wear it?

    BLACK

    「ドレッシーなスカート、靴、バッグを合わせて、夜のお出かけをイメージしたスタイリング。マキシ丈の揺れるスカートを、ミモレ丈のコートの裾からのぞかせる――このバランスが今の気分です。ブラックのコートは、パッチポケットがレザー(ウォッシャブル)。素材をリンクさせたレザーパンツ×スニーカーで、モード&スポーティに振っても」

    OFF WHITE

    「オフホワイトのコートからは、”大人の余裕”が漂います。ブラウンのニットアップを合わせ、明度の高いグラデーションを作ると、遠目でも目を引く着こなしに。コートは、ゆるやかなコクーンシルエットなので、どんなスカートが裾から見えても収まりがいいのです。アクセサリーやバッグの金具はシルバーをチョイス。クールな印象を添えて」

    MOCHA

    「濃色を選びがちなコート。ただ、コート=一番外側になり、面積も大きいため、コートの色が着ている人のイメージを左右します。つまり、コートの色を柔らかく、肌馴染みのいい色にすると、優しく和やかな印象に。コートの襟元は、セットアップのシャツの1番上のボタンがちらっと見えるようにデザインしてもらったので、セットで着るのもおすすめ」

    - INFORMATION -

    10月6日(木) オンラインストア先行販売&予約スタート
    10月13日(木) 全店販売スタート

    コラボレーションアイテムの完成を記念して、発売日当日にインスタライブを配信します。大草直子さんとともに、コラボレーションアイテムの詳細やおすすめのコーディネートをご紹介。アーカイブも残しますが、お時間のあう方はぜひライブでご視聴いただき、コメントをお寄せください。

    日時:10月13日(木) 21:00~
    配信アカウント: @naokookusa_styling , @1er_arrondissement

    スタイリスト:大草直子

    大草 直子 スタイリスト

    ファッション誌、新聞、カタログを中心にスタイリングをこなすかたわら、イベント出演や執筆業にも精力的に取り組む。2019年4月には新しいメディア『AMARC』を立ち上げ、雑誌『AMARC magazine』も発行。著書も多数。

    STYLING&TEXT:NAOKO OKUSA

    PHOTOS:TOMOKO MEGURO

    HAIR&MAKE:EIKO SATO(ilumini)

    EDIT&TEXT:AYAKO SUZUKI(HRM)

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